人事録

人事の仕事に興味がある方に向けた情報サイト

人事とシステム

細かい仕事がたくさん

システムみなさんが人事の仕事に対してどのようなイメージを抱いているのかはそれぞれだと思いますが、人事の仕事には細かいことがたくさんあります。
また、保険や給与など、お金に関することも扱っているため、間違えるとたくさんの人に迷惑をかけることになり、細心の注意を払わなくてはなりません。
しかし、人間だから、どんなに確認するようにしても間違えることがないとは言い切れません。
もちろん、二重チェックをするとかなるべく間違いを発見できるようにするべきですが、人間の目だけでは失敗することもあります。

システムが必須の時代

昔に比べるといまはパソコンが1人一台使える時代で、給与や保険といった社員を管理するための専用のソフトも多数あるため、コンピュータにチェックをしてもらうことができるようになりました。
だからと言って人間によるチェックが必要なくなったとは言いませんが、エラーがちゃんと上がってくればなぜエラーが起こったのかを確認でき、エラーそのものを探し出さなくてはならなかった昔に比べれば間違えることは減っていると言えます。
このようなシステムをどこまで導入していくのかということかは、会社によって違いますが、それによって人事に関わる人間にどのくらいの負荷がかかってくるのかということも大きく異なります。
人員管理に関するシステムについては考えるべき問題がまだまだあります。

会社全体の事を考えたシステム導入を

会社の形態にもよるが、やはり給与のベースとなる出退勤をどのように管理するのかは重要です。
このところの流行では、社員証を使ったものの他、SuicaやPASMOを使ったものや、静脈認証のものなどが多く導入されています。

ポイントは、本人以外が勝手に打刻できないというところです。
現代のようにスマートフォンやタブレットPCなどが次々と発売されていくことを考えると、今後も新しい形での勤怠管理方法は増えてきそうです。

システムをいれれば全てが解決するとは言えませんが、システムを導入することで人的工数を減らしながら間違えのないデータ管理ができるようになります。
もちろん、出退勤以外についても、整備すべきシステムはたくさんありますので、会社全体のことを考えてシステム導入を進めていくことが大切です。
ただ、複数のシステムを導入するととシステムの互換性などの関係でデータ管理が煩雑化してしまうこともあるので、システム導入前にしっかりと検討をする時間を持つことが重要です。